今回は、既存の《遊びを取り入れた練習メニュー》を紹介していきます。
既存の楽しく出来る練習 一覧
■イギリス
まずは、PAPAさんも既に実践されている代表的な練習。
ネットの上にボールを置き、ボールが落ちた側からスタートするゲーム要素のある練習です。
簡単に言えば、サービスラインの中だけやる《ミニテニス》。
ジュニアだけでなく、大人も楽しめる練習です。
《タッチ》の感覚が良くなる効果があります。
■ゲーム(名称不明)
下からボールをすくい上げあったり、上から叩き落としあったりするゲームです。
《イギリス》同様タッチの感覚を養えます。
動画にあるように、ラケットを使わずに手でやっても面白そうですね。
短い距離ですが、素早く動く必要があるので、反射神経のトレーニングになります。
動き出しに難ありの人には打って付けのトレーニングですね。
■キャッチボール
バウンドしたボールをキャッチして返球し、素早く戻るフットワークのトレーニングです。
キャッチボールは応用が効くので、アレンジもしやすいです。
シンプルですが、しっかりやるとかなり効果があるのでオススメです。
■ドッジボール
一見、テニスとは関係ないように見えますが、ボールとの距離感・狙った所にボールを飛ばす(投げる)という点でテニスと似た所があります。
他にもテニスに通じるものが沢山。
反射神経や判断力、駆け引きなどの能力が養われます。
人数が多いと《味方の立ち位置》や《相手の立ち位置》を把握する能力が身につきます。
■鬼ごっこ
昔ながらの遊び《鬼ごっこ》をテニスコートの中だけでやるトレーニングです。
テニスのウォーミングアップとしては最適かもしれません。
コート広さを把握する能力を高められます。
瞬発力や駆け引きなどのトレーニングにもなります。
普通に走り込むよりも、楽しく体力を鍛えられます。
これは憶測ですが《諦めない心》も身につきそうですね。
※今回は代表的なものだけピックアップしました。
動画は見つかりませんでしたが、僕はバウンドさせたボールの下を潜るやつをやりました!
何回、潜れるか記録を競った記憶があります。 どんなに低くても、ボールの下に入るという感覚が養われるので、プレーのレベル向上に繋がる遊び感覚トレーニングです。 僕個人としてはオススメなので、是非試してみてください。 |
テニスで役立つ遊びの考え
既存の遊び感覚のトレーニングは、これらを自然に鍛えられるプログラムになっています。
多くの人は《ラリーを沢山しなきゃ》《ボレーを沢山しなきゃ》《ラケットを握って何かしなきゃ》と必死に練習する事で上手くなる・強くなると思っています。
ですが、このような遊び感覚のトレーニングをやるかやらないかで大きく差が開いてしまいます。
大人より子供の方が早く成長する理由の1つはこれだと思います。
《練習量がどうのこうの・若いと成長が早い》
というのは、あまり関係はない。
《遊び》があるかどうかで、大人も子供もナチュラルにテニスが上達するのではないでしょうか。
大人も子供も楽しめる《遊び感覚トレーニングプログラム》は誰でも簡単に思いつくものです。
テニスに繋がる遊びを考えて、楽しく自然に上手くなっていきましょう!
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