今回は《テニス上級者がサービスゲームで心掛けている事》について書きました。
(私を含め、多くの試合によく出るテニス上級者の方から回答を頂きました。)
- 『如何に楽にキープするか。』
- 『サーブで無理をしない。』
- 『とにかく冷静になる。』
- 『リターン側に的を絞らせない。』
- 『とにかく強気で打っていく。』
簡単にまとめると
『頭はクールに、心はホットに』
とはいえ、これだけ言われてもよく分からないですよね。。。
というわけで、1つの言葉を分かりやすいように、細かく噛み砕いて解説していこうと思います。
《楽にキープする》について
《サービスゲーム》は疲労感で《キープ率》が大きく変動します。
疲労感を溜めない為には《短いポイント》が1番手っ取り早いです。
《サービスエース》
《サービスダッシュ》
《3球目アタック》
手は沢山ありますが、どれもリスクが高い。
それに、攻撃力に自信が無いプレーヤーには難しい戦術です。
では、どうすれば楽にポイントを取れるのか…
『無理のないプレーで戦う』
無理をすればするほど体への負担は大きく、疲労感が溜まります。
そこで、ほどほどの球を適度にコントロールして《相手は疲れる・自分は楽をする》という状況を作る。というものがあります。
強烈な武器が無くても勝ち進んでいる選手はこれが上手いです。
ショートポイントだけが楽を出来るって意味では無い事が分かりますね☝️
《サーブで無理をしない》について
ある人の言葉で印象に残っているのが
『なんであんなに頑張って打つの?』
『全力で打ちすぎるから《肩・肘・手首》とかが痛くなるんだよ』
『サーブだけで疲れてるし、後先考えてないな』
サーブはポイントの要になる重要なショット。
『強く打たなきゃ』と思うのも分からなくはない。
ただ《打って終わり》になってしまうと、試合では意味が無い。
言わば《頑張り損》ですね。
《肩が痛くなる》もしくは《疲れる》思いまでして打ったのにポイントに結びつかなかったら虚しいだけ…。
それなら、ほどほどで打っておけばいい。
そういう話です。
言い方はトゲトゲしいですが、理にかなっている意見だと思います。
《冷静になる》について
試合中に熱くなりすぎて、流れるようにサーブを打ってはいけません。
冷静になって現状を把握することが重要です。
それから作戦を練って
《次はどのコースに打って、どう展開するか》
これを頭の中でイメージすることが大事です。
何も考えてないと40-0からでも巻くられてしまう可能性がありますからね☝️
(僕も実際にスコア巻くられた事があります)
もちろん、勢いで取れるポイントもありますが、基本的には冷静になれた方が今後いいかもしれません。
《的を絞らせない》について
🎾フォアが得意ならそのコースに狙いを定める
🎾バックが得意ならそのコースに狙いを定める
対戦相手のレベルが上がってくると、狙いを定めて強烈なリターンを叩き込んできます。
その強烈なリターンをさせないために《的を絞らせない》ということが重要になってきます。
コースを散らしたり、球種を変えたりするだけで攻められる確率がグーンと減ります。
《例》
- 『ワイドに打ったから、次はセンターに打とう。』
- 『ワイドにキックサーブを打ったから、次はワイドにスライスを打とう。』
- 『早いサーブを多用してきたから、あえて遅い変化の強いサーブを打ってみよう。』
サーブのバリエーションは少ないように感じるけど、実は沢山あるものです。
サーブ力に自信の無い人でもバリエーションを増やすことは可能。
的を絞らせない配球で相手を翻弄しましょう☝️
《強気で打つ》について
弱気なサーブは格好の獲物。
戦術的なスローサーブとは違い、相手にプレッシャーはかかりません。
逆に思いきりの良いサーブは攻め辛く、初手で相手に主導権を握られる可能性を大幅に減らすことが出来ます。
とはいえ、《ダブルファースト》のようなサーブはリスクも高く、疲労感も蓄積されます。
なので、考え方としては《ダブルセカンド》が無難だと思います。
🎾トップスライスサーブ
🎾スピンorキックサーブ
この2つを使い分けるだけで《キープ率》は大幅に上がります。
《スライスサーブ》だけでもコースさえ狙えばかなり効果的です。
回転量のあるサーブは、確率も高く安心感があるので、強気のサーブにはもってこいです‼️
とはいえ、試合でサーブが思い通りに打てない人も多いはず…
そんな方におすすめの記事がこちら👇🏻
練習でのサーブには自信があるけど、試合でのサーブには自信が無い。
そんな人に是非とも読んでいただきたい記事です☝️
コメントを残す