テニスのラリーで《膝を曲げるか否か》の問題に対して分かりやすく解説

エックス(旧Twitter)でラリーで膝を曲げる・曲げない問題について議論されていたので、その問題に少し触れてみたいと思います。

コーチからは

コーチ
コーチ
膝を曲げろ!

と言われるけど、プロのラリー動画を見ていると膝を曲げている人が少ない事から疑問が生まれます。

にわか上手な人はこの動画をみると

膝なんか曲げなくていい!

棒立ちでええんや!

Aさん
Aさん

こう言います。

そこから議論がはじまり第三者目線では

第三者
第三者
結局、どっちが正しいんだ?

上手にはなりたいけど、どっちの教えを参考にした方がいいのか。。。

こんな感じて迷っている人も多いと思います。

因みに結論を言うと『どちらも正しい』です。

どちらの考えも理にかなっています。

ですが、どちらかに偏ってしまうと、それは半分正解の状態です。

その理由は

model
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時と場合で使い分ける必要があるから!

例えば、

・低い弾道のスライスが来た場合は、膝を曲げて低い姿勢をしなければ安定した返球が難しい。

・高い弾道のスピンボールが来た場合は、打点に合わせて姿勢を高くしなければ打ちにくい。

今回、議論されている問題風に言うと

コーチが教える『膝をまげろ』というのは、低い球・重い球への耐性を付けるため。

プロがやっている『棒立ちのようなフォーム』は、相手の球が弾んできて姿勢を低くすると打ちにくくなるため。

そう考えていただければいいと思います。

この議論の発端は、コーチの教え方が言葉足らずだったからだと思います。

でも、初心者に指導するのであれば『膝を曲げる』が最もわかりやすいのは事実。

これもあながち間違いでは無いのかもしれません。

間違ってはいないけど、欲を言えば膝を曲げる理由は『姿勢を・バランスを崩さないため』と付け加えて欲しいところ。

さらに欲をいえば、『膝を曲げる』という表現より『姿勢を低く・スタンスを広く・腰を落として』といった怪我をしにくくパワーも伝えやすい効率的な下半身の使い方をレクチャーしていくとより勘違いというか、偏った考え方?を減らせるのではないかと思います。

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