トレーニングと練習が同時に出来れば一石二鳥。
それが最短で、より効率的だと思い努力をしてきました。
だけど、一向に成果が出ない。
それどころか、気付かないうちに弱体化の一途を辿っていました。
その経験から、努力に一石二鳥なんて美味しい話は無いのだと思い知りました。
どのスポーツでも基本は技術の足し算。
当然、テニスも基本《サーブorリターン+ストローク+ボレー＋スマッシュ》の足し算でプレーが成り立っています。
全部まとめて1つにする考え方をした所で、それぞれの力を正確に発揮することは出来ません。
それと同じで《トレーニング》と《練習》も1つにまとめた所で力を発揮出来ないのです。
例えば、《ウェイトトレーニング》や《有酸素運動(ランニングなど)》にテニスの動作を足したとしましょう。
そうすると、無意識にテニスにウェイトトレーニングの動作を足すようになります。
そうなるとどうなるのか・・・感覚やタイミングがズレて《オーバーパワー》になったり《上手くミート》しなかったりと、徐々に自分のプレーとかけ離れていきます。
それを続ける事で、自身の喪失に繋がりモチベーションを失う原因にもなります。
『まとめてやって一石二鳥なんてことはない』
『トレーニングと練習は別物だと思って取り組んだ方が効率良く伸びる』
『努力が報われれば自信に繋がり、モチベーションが跳ね上がる』
これが自身の失敗から学んだ正しい努力の方法です。
一石二鳥なんて近道を探らずに、地道にコツコツ1つずつ完成系に近付ける。
それが成長の最短ルートだと僕は思います。
当然、これは僕の経験上の話で、誰しも当てはまる事ではありません。
ですが、あなたが伸び悩んでいたり、努力の矛先を見失った時には是非参考にしてほしいと思います。
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