【硬式テニス】シングルス研究室『ゾーンに入る条件』

こんにちは、modelです!

今回のテーマは『ゾーンに入る条件』です!

スポーツをやっている人なら誰しも『ゾーン』というものに憧れちゃいますよね。

僕はその『ゾーン』について大学時代に論文のテーマとして取り組んでいました。

『ゾーン』は知れば知るほど奥が深いものです。

主に参考にさせていただいた書庫は『心理学者ジム・レーヤー』のもの。

タイトルは『メンタルタフネス』

他の書物も読み漁りましたが、これが一番参考になりました。

得た結論から言うと

『好きな時にゾーンに入ることはできない』

『でもゾーンに近付くことは出来る』

そのためには、ゾーンが何なのかを理解する必要があります。

今回は『ジムレーヤーら心理学者の研究成果』『今までの自分の経験・アイデア』を組み合わせてアスリート目線から解明していきたいと思います!

それでは、いってみましょう!

ゾーンについて理解する

ゾーンとは『無我の境地』と呼ばれる心理状態の総称です。

メンタル状態が絶妙なバランスになることでゾーンに入ることが出来ます。

『無心になる』

『競技の事しか考えない』

という方法で入れるという考え方もあります。

でも、僕の考えとしては意識的に

『無心になる・競技の事しか考えない』

出来ないと思っています。

人間誰しも雑念の1つや2つ持ってるものですからね。

それに『無心になる』と思うそれも雑念です。

座禅をやって雑念をはらう修行をしても100%雑念を消せるわけじゃないと勝手ながら思ってます。

つまり僕は『無心になる』というのはゾーンに入った後のイメージだと考えています。

根拠は、その方法を実際に試して不可能だと感じたから。

ゾーンに入る前に無心になると無気力になりました。

勝利欲もなくなってパフォーマンスも激落ちました。

ゾーンに入るどころかゾーンから遠退いていきます。

ゾーンに入るために必要なのは『メンタルコントロール技術』ただ1つ。

でも、その『メンタルコントロール技術』は一般で知られている『感情コントロール』とは少しだけ異なるので注意してくださいね☝️

メンタルコントロール技術❶

ジム・レーヤー氏によると人のメンタル状態にはいくつか段階があるとのこと。

❶理想的な心理状態 ❸緊張
❷怒り ❹無気力

❶からいい心理状態です。

順を追って説明していきますね☝️

❶理想的な心理状態

ゾーンの入口もしくはゾーンの中です。

緊張とリラックスのバランスが取れた最高の状態と言えます。

体が軽く思考もクリアの理想的な理想的な状態です。

❷怒り

試合では『怒るな・抑えろ』といわれていますが、心理状態的には上に位置します。

『怒り』というのは勝利欲から来るもの。

僕は『怒り=プレッシャー』だと思ってます。

プレッシャーは勝つために必要な要素の1つ。

上手くコントロール出来れば『理想的な心理状態』に近づけます。

❸緊張

『緊張』『怒り』と同じで勝利欲から来るものです。

形は違えど同じプレッシャーです。

リラックスと上手く混ざり合えば『理想的な心理状態』に近づけます。

❹無気力

『やる気がない・諦めてる』

そんな感じの心理状態です。

見るからに勝利欲とは無縁ですね。

因みに、上位にある『怒り』は1歩間違えばここまで落ちてきます。

ここから抜け出すには

『とりあえず緊張する』

それしかないですね💧

出来れば堪えて無気力に落ちるのを我慢しましょう。

ここで言うメンタルコントロールは『感情を抑える』ではなく『感情を活かす』です。

❷と❸を残してリラックスを加える。

そうすることで、理想的な心理状態に至るためのメンタルを作り出せます。

メンタルコントロール技術❷

ポジティブなセルフトーク

意味はそのまま独り言ですね!

『まだ頑張れる!』

『ここから卍解!』

などプラス思考になる言葉を使いましょう!

『ヤル気元気』と言う言葉があるように自分のパフォーマンスがかなり上がります

もし『ネガティブトーク』が不意に出てしまったら『ポジティブトーク』に変換しちゃいしょう☝️

『上手くいかない』『今やれることをやる』

『もうダメだ負ける』『もうちょっと付き合ってもらおう』

似たような言葉で『上書き』すれば気分的にもポジティブになって体が軽くなります。

僕も調子悪い時は『ネガティブ』になりますが『上書き』をして気分を切り替えたりします。

全力で自分のプレーをする

『ゾーン』に入る条件の1つに『無心』があります。

その『無心』は一生懸命無我夢中でプレーをしている時になる現象です。

これはもう『ゾーン』に入ってると言ってもいいでしょう。

でも、その『無心』は長く続きません。

スコアや周りの雰囲気を意識した時点で即終了するからです。

暫くは体に動きが染み付いているので問題ないですが『無心』の時ほどのキレはないです。

しまいには『怒り』『緊張』が強く表に出てきます。

その『怒り』や『緊張』をコントロールするためには『楽しむ心』が必要です。

『楽しむ心』『無心状態』の持続に最も効果があります

ほか事を考える暇がないほどプレーに熱中する。

それが『ゾーンの入口』であり『持続するコツ』になっています。

『テニスが楽しくて仕方ない』

そんな人がゾーンに1番近いのかもしれませんね👀

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