今回はその《イメージ》について詳しく解説していきます。
目次
サーブの基本的な体の使い方
姿勢が悪いと怪我のリスクが高まります。
特にサーブの場合は高確率で肩を痛めます。
猫背の場合《肩に重点を置いたスイング》になりやすい。
そのため、肩のインナーマッスルを痛めてしまいます。
無理に打点を高くすると、腕を上に伸ばした状態でスイングするため肩に負担がかかります。
結果、肩のインナーマッスルにダメージを与え長期的な怪我に繋がります。
無理のない体の使い方
筋肉の中でも大きい部類に入る《大胸筋》を意識する事で肩への負担を軽減できます。
それだけでなく、スイングが力強くなるのもメリットです。
トロフィーポーズ
トロフィーポーズは基本的なサーブの構え方です。
■トスを上げた手をそのまま残す。
■体を横向きにする。
■膝を曲げる。
これが《トロフィーポーズ》です。
体の回転を意識する
回転を意識すると言っても少しで十分。
トロフィーポーズから正面を向く程度がベストです。
体を早く回すとタイミングが取りにくい上に、腰を痛める可能性があります。
あくまでスイングするための補助だと考えてください。
タイミングが取りやすい打ち方
タイミングを外すと《スウィートスポット》以外でボールをとらえる事になり、手首や肘へ衝撃が来ます。
それを数回やると《テニス肘》や《腱鞘炎》などの怪我に繋がります。
■コンパクトな打ち方(フェデラー)
フェデラーは構えた後に力を溜める打ち方。
■流れるような打ち方(ナダル)
ナダルは動きを止めない打ち方。
動きを止めない打ち方
運動連鎖を上手く使ったサーブだと思います。
そのメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット | 腕の力を使わなくても勢いでボールにパワーを伝えられる。 |
デメリット | バランス・タイミングが取りにくい |
動きを止めると自分の力でボールを打たなければならない。
動きながらだとラケットを振りだした勢いも使えて楽にいいボールを打てる。
タメを作る打ち方
バランスがよく安定した打ち方だと思います。
そのメリット・デメリットは
メリット | コンパクトなのでタイミングを取りやすい。 |
デメリット | 体を上手く使わないと安定しない。 |
運動連鎖を使う
ようは下半身の使い方です。
下半身のバネに、ここまで書いてきた《体の使い方》をプラスするだけの簡単な話です。
下から順番に力を伝える事で打点が高くなり《体の回転》と《大胸筋》の力を最大限に使うことが出来ます。
先に載せたフェデラーのサーブを見てもらうと分かるのですが・・・
あれが理想の打ち方です。
僕個人の意見でもありますが『長いテニス人生を送りたい!』そんな人はここで書いたことを参考に真似してみてください。
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