《タンニン鉄液》という液体肥料をご存知ですか?
僕は、さつまいもに最適な土壌を調べるまでは聞いた事もありませんでした。
日本の土壌には、多くの鉄分が含まれいると言われています。
そのため、土に鉄分を含ませるという考えがほとんど無く、《肥料・石灰・堆肥》などを中心に土を作るという形が根付いていました。
しかし、とある理由で鉄分が溶け出てしまうケースがあります。
気付いた時には、そこにあるはずの鉄分が空っケツの状態になっていて上手く農作物が作れない土壌に・・・。
そんな土壌を改善するするために《タンニン鉄液》というものが必要になります。
タンニン鉄液ってなに?
《タンニン鉄液》とは《タンニン》と《鉄》の化学反応によって『鉄から溶け出た黒い液体』の事です。
鉄分が不足している土地に鉄分を補給するために使います。
土に鉄分が含まれているかどうかは色で判別できます。
鉄分が豊富な土壌で有名なのは沖縄ですね。
※赤い=鉄分が豊富な土壌
『赤レンガか?』ってくらい真っ赤な土です。
この赤い土が《紅芋》を鮮やかな色にしていると聞きました。
ここまでの土にすることは、なかなか難しいと思いますけどね。。。
(そもそも可能なのか?!)
『タンニン鉄でここまで赤くなるか?』って言われたら分かりません。
が、今後撒き続けてこれに近付いてきたら報告させていただきます!
タンニン鉄液の作り方
作り方は至って簡単!
必要な材料もダイソーで揃えられるのでコスパ最強です!
主に、こちら次郎丸さんのYouTubeを参考にさせていただいたので文章が苦手だなぁ・・・
って人は動画を拝見していただければなと思います!
とても丁寧でわかりやすい動画になっていますので、見やすいかなと思います!
当ブログでも、分かりやすく作業工程を説明していきたいと思うので、よろしくお願いいたします。
必要な材料
- 出来るだけ大きめの水筒(2L〜3L)
- スチールウールたわしor長めの釘
- ティーパックor若柿
- カルシウム&マグネシウム サプリメント
- クエン酸
- 保管用容器(ペットボトルなど)
容器が小さいと濃すぎるタンニン鉄になってしまうので、出来るだけ大きめの容器で!
スチールウールたわしの方が接触面が多く溶け出しやすいのでおすすめ!
ない場合は長めの釘でも大丈夫です!
ただし、ステンレス製のものはダメです🙅🏻
お茶や若い柿には多くのタンニンが含まれています。
ティーパックは高価なものでなくても、十分良いタンニンが出ます!
むしろ変わらない!
カルマグサプリは苦土石灰のようなものだそうです💊
クエン酸は仕上げに必要!
保管用容器も出来るだけ大きな物を用意しましょう!
作り方
まずは、《ティーパックor若い柿》と《スチールウールたわしor長い釘》を水筒にいれて、水を満タンに入れます!
時間を置くと水が黒くなってきます。
これが《タンニン鉄液》です。
時間を置けば置くほど濃い黒になってきます。
《タンニン》とは、《お茶》や《若柿(青い柿)》に含まれいる成分です。
それを《鉄》と一緒に水に浸す事で、《鉄》を溶かして液体に変えます。 |
そこに《カルマグサプリ》の中身だけを入れて軽く揺すります。
カプセル毎入れても多分大丈夫・・・だと思います(笑)
ほどよく混ざったら保管用容器に移します。
ペットボトルに移す際は、上の写真にあるクリアファイルを丸めた物があると便利です。
容器に移したらクエン酸を少々・・・
※水筒にいれた状態でクエン酸をいれてもいいです。
そうすると、タンニン鉄が進化してキレート鉄液に!
写真のように色が元に戻ってお茶のような色になります!
これで完成!
使う時は薄めてジョウロで撒くようにしましょう☝️
清掃や水質改善にも使えるのでとても便利です!
材料の再利用は出来る?
出来ました!
ティーパックはタンニンが出尽くしたら終わりですが、スチールウールたわしは何回でも使えます。
とはいえ、何度か作っていると色が薄くなってきましたけどね。。。
僕は貧乏性なので、何度か再利用して《タンニン鉄液》を作りました。
少なくともギリ3回は行けると思います🤨
タンニン鉄液の効果
作物を丈夫で日持ちするようにする効果があるそうです。
沖縄でいうと、紅芋の色を鮮やかな紫にするという効果もあるようです。
実際に、効果があるのかどうかは まだわからないのが現状ですが・・・
1年くらい撒き続けて変化があったら、またご報告します。
最後までご閲覧ありがとうございました。
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