MIXダブルス攻略
男子ダブルス | スピード | 短期戦(勢い) |
女子ダブルス | ローぺース | 長期戦(じっくり) |
一般のダブルスは基本このようなイメージ。
MIXダブルスは、このどちらにも属さない全く別の種目となっている。
そのため、勝ち方のセオリーが分かりづらく悩む人も多い。
男ダブもしくは女ダブのどちらかに偏れば上手くいくという理論の人もいる。
しかし、この場合は
『男ダブならこーだ』
『女ダブならこーだ』
と違う種目の考えを押し付け合うケースに発展しやすい。
でも、それは全く意味のないこと。
男ダブの戦い方を女性にやらせようと思っても一般レベルでは不可能に近い。
高望みもいい所だ。
逆に女ダブの戦い方を男性に強要しても、いつもと違うぺースに調子を崩すだけで普段通りのプレーは出来ない。
各々が普段の実力を発揮できない以上、勝つことは不可能に近い。
ならどうするべきなのか。
役割分担をする
MIXペアの9割は、女性より男性の方がレベルは上である。
そのため、すべて男性に任せている女性も少なくない。
『何もしないのもあれだし、なにかやらなきゃ』とは思うものの『下手に手を出したらやられてしまうかも』と思って遠慮してしまってる場面もよく見かける。
これは役割分担が出来ていないからだと推測できる。
『全部自分と同じようにやってほしい』
これはプロ級でない限り無理な話だ。
一般の男性と女性では出来ることが大きく異なる。
それを踏まえた上で、お互いに出来ること・出来ないことを明確にする必要がある。
それが出来れば、よりMIXダブルスらしいゲーム展開になるだろう。
男性の役割
《守備7:3攻撃》が男性側の理想的な割合だ。
男性が攻撃を始めたとして、そのスピードに女性はついてこられない。
だからこそMIXダブルスでは、守備に徹する必要がある。
【男性が守備に徹するメリット】
男性の守備的なラリーは女性の守備的なラリーと比べ、スピン量が多く攻めるに攻めれない球になっている。
そのため、MIXダブルス特有の女性狙いを含めた思い通りのプレーを妨害できる。 |
もちろん相手の体勢が崩れた絶好のチャンスが来たら攻めても大丈夫。
守備が軸になるため、一般レベルの女性とペアを組む場合、コートを守る割合は3/4が理想的だと推測する。
(プロ級の女性の場合は、下がってスマッシュという選択肢があるため、男性の基本の守備範囲が2/4となる。)
一般レベルの女性にとって、素早く下がって構えるのは、かなり難しい技術だ。
そのため男性側は、シングルスと変わりない範囲を守備する必要がある。
MIXダブルスでよく言われる『男性が頑張る』はこういう意味なのだと理解した。
女性の役割
MIXダブルスでは《守備1:9攻撃》が女性の理想的な割合となる。
女ダブの場合は力技で押し切るのが難しいため、繋いでチャンスを待つ展開が理想だ。
しかし、MIXダブルスでは女性が繋ぐと99%の確率でピンチになってしまう。
そのため、女性は攻めに徹する必要がある。
【女性が攻撃に徹するメリット】
決定力のある女性は、相手にプレッシャーを与える事が出来る。
相手にとっての逃げ場ではなくなる。 ここぞという時に集中攻撃されにくくなる。 |
女性が集中攻撃を受ける理由は、触ればチャンスボールになりやすいから。
そのため、相手が劣勢になってくると形勢逆転の一手として女性にボールが集まりやすくなる。
このパターンから逃れるためには攻撃に徹する必要がある。
女性に求められる攻撃
ボールを叩きつけるのは至ってシンプルだが、意外と効果的だ。
ミスになる確率が少なく、思い切り打てるのがメリット。
相手としても、叩きつけられるのは返せるにしても嫌な展開となる。
『守りを捨てろ‼️』
これがMIXダブルスにおいて、最も女性に求められる技術となるだろう。
女性に求められる守備
もちろん、ずっとネット際に張り付いてるわけではないので守備も必要だ。
とはいえ、生半可な守備だと集中攻撃の糸口になりかねないので注意したい。
そこで、女性が狙うべきオススメのコースをまとめてみた。
女性の頭上 | リーチ不足のため抜きやすい。 |
相手の足元 | 高確率でボールを浮かせる事が出来る。 |
オープンコート | 移動しながら処理しなければならないため精度・威力が落ちる。 |
攻撃的な守備はミスになったとしても、相手に大きなプレッシャーを与える事が出来る。
例え、ミスになったとしても『嫌なとこ狙ってくるな😫』と相手に思わせることが出来る。
もしも、ミスを恐れて安全策に逃げた場合どうなるのか。
『こっちを攻めればチャンスが出来る』
そう思われてしまい、集中攻撃の的になってしまう。
コメントを残す