片手バックに挑戦する前に知っておきたい怪我の《リスク》と《予防法》

実の所、見た目のカッコ良さや攻撃力に憧れて片手バックハンドに挑戦したい人は多いです。

フェデラー・ワウリンカ等の影響を受けたからか、片手バックハンドのプレーヤーが急増した時期もありました。

そんな片手バックハンドですが、怪我のリスクが非常に高いです。

そのため、本気で上を目指している選手は挑戦する事を諦め、コーチも勧めるような事はありません。

片手から両手に変えたというプレーヤーもチラホラ見かけます。

その結果、片手バックハンドのプレーヤーは絶滅危惧種と言っても過言ではなくなってしまいました。

実際、プレー全体を考えると片手より両手の方がバランスが取れていますから当然の結果だと思います。

それを踏まえた上で、片手バックハンドに挑戦するというのなら、片手バックハンドによる怪我のリスクと予防法を理解しておく必要があります。

片手バックハンドによる主な怪我

代表的なのは《テニス肘》と言われる怪我です。

片手バックハンドにするということは、プレー全体を片手のみでこなすという事。

そのため、肘へかかる負担はもちろん、腕全体への疲労感が段違いです。

テニス肘は過度な負荷によって生じる怪我です。

使い過ぎれば、テニスに限らず日常生活の中でもなります。

もうひとつは、あまり知られていませんが《肩痛》です。

肩を痛めるのは、サーブやスマッシュだけではありません。

肩痛は肩主導のスイングを続けた時になります。

例えばストレートアームでスピンをかけようとしたり、厚い当たりを出そうした時ですね。

肩の筋肉は比較的大きいため、腕に比べて楽にスイングすることが出来ます。

精度がそこそこ良いので、その打ち方を続けてしまうケースがよくあります。

『そう、僕のように・・・』

その結果、肩を痛めて思う存分プレーが出来ない時がありました。

今も怠けて、その打ち方をすると痛めます。

怪我の予防法

『常に正しい打ち方を心がける。』

  • 力が入りやすい打点で打つ
  • 力の入りにくいところで無理やり強く打たない
  • 体のターンをしっかりして手打ちを改善
  • 手打ちにならないように、ラケットを引きすぎない。
  • 体重移動は絶対

まとめると

『使えるものは全て使って無理せず丁寧に打つ』

逆に言えば、これが出来ないのなら片手に挑戦しては駄目という事。

そう簡単でない事は僕が1番良く分かっています。

習得するまでに3ヶ月ほどかかってしまいましたからね。

完全マスターするためにはまだまだ時間が必要になると思います。

これが自然に出来るようになれば、怪我なくかっこいい片手バックを思う存分叩き込めること間違いなし!

是非、皆さんも片手バックハンドに挑戦してみてくださいね(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”

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