頭脳プレーでシコラーを倒す方法を徹底解説

《シコラー》とは、ひたすら粘り強く返球してくるプレースタイルの総称。

シコラーと対戦した多くの人は『勝っても負けても二度とやりたくない』と言っている。

《シコラー》と一括りに言っても、いろんなタイプがある。

・ムーンボールのシコラー

・スライスのシコラー

・フラットのシコラー

・スピンのシコラー

それぞれに強みがあって、対処法も変わってくる。

豪速球で打ち抜く事が出来れば、それが一番楽でシンプルな勝ち方だが、出来る人はそう多くない。

そこで今回は、頭脳プレーでパワー・スピードに頼らず、シコラーを攻略する方法を考えていく。

ムーンボールのシコラー対策

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常に同じ弾道でゆっくりな球を打ってくるから打っても打っても決めきれない・・・。

対バコラー向きのプレースタイル‼️

ムーンボールのシコラーは時間の作り方が非常に上手い。

こちらが、どれだけ強打をしても振り出しに戻されてペースを握る事が難しい。

終始相手のペースで行くケースがよくあるため勝ち込むためには、リスクを追う必要がある。

そんな《ムーンボールのシコラー》に効く戦術は・・・

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チェンジオブペース&ネットプレー‼️

いろんな球種や緩急を織り交ぜて力加減をミスらせる。

ネットプレーも加えると、より変化が増してミスを誘発しやすくなる。

常に振り出しに戻してくるシコラーを相手にするには強引に決めにいくよりもミスを誘発した方が低リスクで高確率にポイントを取れる。

ネットに出れば決定力も上がってよりプレッシャーを与えられる。

スライスのシコラー対策

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粘るだけじゃなくて、攻撃の手段も持ち合わせている上に、ミスの少ないプレースタイル‼️

こちらも、同様攻めきれない厄介なスタイル。

隙を見せれば勝ち込まれる可能性もある。

スライスのシコラーの強みは低い打点で打たせる事が出来ること。

そして、1度ボールを持ち上げるように誘導される。

その上、攻守を上手く使い分けられるため、対戦者が勝ち込むのは非常に難しい。

限りなくミスをしにくいスタイルとしても有名だ。

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そんなスライスのシコラーを倒すための戦術は《コースの徹底と弾道の変化》‼️

スライスのシコラーは自分のペースに付き合わせてミスを誘発する傾向にある。

  • 低い打点から振り回したところで効果は無い
  • 急速が遅いため速攻戦に持ち込みにくい
  • 無理して攻めたら先にミスをする

その結果、付き合わざるを得ない状況に自分から持って行ってしまう。

それが相手の思うつぼ。

相手の得意な土俵で戦うのは無謀に等しい。

だからこそ、散らす戦術より散らさない戦術で戦った方が相手としてもやりにくさを覚える。

一見万能そうなスライスでも打てる場所と打てない場所がある。

そこを見極めて試合を有利に進めるのが一番勝機がある戦い方だ。

フラットのシコラー対策

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常にカウンター気味の返球をしてくる鏡のようなプレースタイル‼️

相手の打った球の威力を利用して返球するのが特徴。

打たれた球の威力に比例した球で返してくる。

もちろん許容範囲もあるが、それでゴリ押ししようとするとミスが増えるため確実性に欠ける。

このプレースタイルを攻略する糸口は・・・

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このスタイルの弱点は自分から打つこと‼️

威力のない弱い球を1球打つとペースを掴みやすい‼️

このプレースタイルは、自分から打つ事が苦手な人が多い。

弱い球で弱い球を引き出し自分の展開に持ち込むのがマニュアル的な戦い方だ。

とはいえ、そこそこ打てる人もいるため、一概にそれが弱点とは言い難い。

スライスやスピンを使って相手の苦手な球種・打点を見つけ出すことを最優先した方が、より勝利を確実に出来るだろう。

スピンのシコラー対策

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非常にアグレッシブで体力に自信のある人が多いプレースタイル。

いわゆる打ちジコリという戦い方で根比べになるケースが多い・・・

『The根性‼️』と言わんばかりのプレースタイル。

守備力だけでなく攻撃力もあるのが厄介な所。

安定感もあるため崩す事も難しい。

基本的に前に出てくる回数は少ないが、隙あらばポジションを上げてくるタイプもいるので要注意。

そんな打ちジコリスタイルの攻略方法は・・・

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1.浅い所(ショートクロス)を攻める。

2.極力フォアを打たせない。

フォアのスピンショットを完全封殺出来る戦術で思い通りのプレーをさせないが1番‼️

バウンドするタイミングを早くしたり、偏ったコースを攻める戦術が有効。

多少浅くなったところで思い通りの球が打てなければ下がるしかない。

前に来たところで、落ち着いた状態ではないのでパッシングやロブで抜きやすい。

そして、基本的に打ちジコリのプレーヤーはフォアを武器にしている。

自分のペースで展開出来るまでは、相手のバックハンドを狙うのが得策。

武器と言えど、打つ回数が少なければ調子が上がらず不安定だ。

バックを狙い続け勝負どころになったら、フォアに展開するのが、最も勝率が高くなる戦術だと考える。

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