ザン・シュアイ途中棄権騒動|情報まとめ|見解

女子テニスのハンガリアン選手権(ハンガリー/ブダペスト、クレー、WTA250)で、🇨🇳ザン・シュアイが様々な出来事が重なり発作を起こして途中棄権する事態になった。

https://twitter.com/tennis365/status/1681810471920504832?s=46&t=7AYiP1pEkNQ5FNrBuhpg0g

プロのテニス界でも稀にある事だが、自国贔屓(びいき)に等しい度を過ぎた応援(ブーイング)がハンガリアン選手権でも起こった。

そこまでの流れは

  1. 際どいボールがアウト判定になった。
  2. 主審が降りて確認するも判定は覆らない。
  3. 『マークはラインに乗っている』と主張し再確認を要求するザン・シュアイ。
  4. しかし、再確認はしない主審。
  5. スーパーバイザーによる判定を要求するザン・シュアイ。
  6. その講義中に『マークを消すな』と言われるもマークを消した🇭🇺A・トート。
  7. その後も講義を続けた🇨🇳ザン・シュアイにブーイングが浴びせられた

ザン・シュアイの打ったボールはビデオ判定で何度確認しても確かにラインを捉えている。

なぜアウト判定が覆らなかったのだろうか?

証拠を隠滅した🇭🇺A・トートの行為も相当なものだが、この試合を担当した主審が全ての発端だと僕は思う。

そして、状況的にブーイングは挑発的な行為をした🇭🇺A・トートに飛んでもおかしくないはずだが、🇨🇳ザン・シュアイの方に集中した。

ブーイングはチェンジコートの間も続き、🇨🇳ザン・シュアイを精神的に追い詰めた。

複雑な気分に追い討ちかけるように長時間に渡るブーイングが続いた結果、パニック発作が起こってしまったのだろう。

🇨🇳ザン・シュアイは呼吸を整えようとしたが治まる事は無く、試合を途中棄権するという結果になってしまった。

https://twitter.com/tennis365/status/1681562943522238464?s=46&t=7AYiP1pEkNQ5FNrBuhpg0g

プロテニス観戦歴は差程長くない自分ですが、ボールマークを消すという行為は『インを認めます』という意味で行うものだと思っていた。

しかし、この大会ではポイントがマークを消した🇭🇺A・トートの方に入ったので衝撃だった。

『マークを消す』という行為そのものが、どういうものなのか理解こそ出来ていませんが、複雑な気持ちなっている方や選手もいるようですね。

これは僕もどうかと思いました。

🇨🇳ザン・シュアイの発作による棄権での勝利で、あのリアクションはどうにも納得がいかない。

これだけの熱戦を繰り広げて起きながら、どうしてこのような形での不戦勝で拳を突き上げられるのか。

観てる側としては、正々堂々フェアな条件で戦った上で勝利を収めてガッツポーズをしてほしかった。

今回の一件で🇨🇳ザンシュ・アイを『全力でサポートする』という声や🇭🇺Aトートに対して『スポーツマンシップは無いのか?』という声が飛び交った。

ここまで、テニス界で問題になってしまうと🇭🇺Aトートの選手生命も危ぶまれるかもしれない。

試合後に🇨🇳ザン・シュアイが主審・対戦相手と握手をしてコートを去った事で『素晴らしい選手』と賞賛された。

普通、ここまでの事をされたら握手なんて絶対したくないと思うはずだ。

それでも彼女は握手をした。

全テニス選手が手本にしたい素晴らしい選手だ。

https://twitter.com/tennis365/status/1682157399657054208?s=46&t=7AYiP1pEkNQ5FNrBuhpg0g

散々叩かれた🇭🇺A・トートだが、自分がやった行為についてしっかり反省しているようだ。

彼女への批判はこのくらいして、これからは彼女のあらゆる面での成長に期待したい。

今回の経験を糧にして、トップ戦える選手に成長してほしいと願っている。

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