今回はリクエストにあった《ロブ合戦を断ち切る方法》について書いていきます。
ロブは女ダブの基本戦術の1つ
男ダブと違って決め手に欠ける女ダブでは《ロブ》が基本戦術として根付いています。
そのため《ロブ合戦》という展開になりやすく長期戦になります。
それを断ち切れる程のパワーショットがあれば問題ないのですが、多くの女性はそこまでのパワーショットを持っていません。
そこで僕が提案するのは《ロブ》の弱点を着く戦術です。
『《知識》を増やして対策を練る』
これが最も現実的で勝率の高い方法です。
ロブの弱点について
『《ロブ》が嫌ならそもそも《ロブ》をあげさせなきゃいいじゃん』
というのが僕の考えです。
ロブをあげにくいコースに配球する事で《絶妙なロブ》が《チャンスボール》に早変わり。
どんな姿勢からでも100%完璧なロブをあげられる人はいませんからね。
その通り。
どんなプレースタイルだとしても《テニスはバランス命》ですからね☝️
対ロブ戦法《その1》
《ロブ》が得意な人は横の動きには、めっぽう強いが前後動きが非常に弱い。
《ロブ》は基本体重移動をしないため、感覚頼りになる。
そのため、普段やらない体重移動を強制的に加えられると《ロブ》の精度に影響します。
このように展開すれば、ロブの強みは消えて弱点になるってわけです。
対ロブ戦法《その2》
《浅めのスライス》は相手のバランスを崩すことに適しています。
バランスが崩れれば当然《ロブ》の精度も下がります。
《ロブプレーヤー》に限らず《浅めのスライス》が嫌いな人は結構います。
相手の選択肢を減らすという点でも《浅めのスライス》はとても便利です。
対ロブ戦法《その3》
精密なロブをあげる為には《面のスウィートスポット》でボールを捉える必要がある。
《ロブ》は《スウィートスポット》を少しでも外れると《チャンスボール》になる繊細な技です。
《球の威力を利用して打つ》と《自分の力で打つ》を満遍なくさせる事で感覚を狂わせる事が出来ます。
1度感覚が狂ってしまえば、暫くは戻らないので《普通にプレー》出来ます。
さいごに
どんなプレースタイルにも弱点はある。
苦手で面倒な戦術でも少し考えれば突破口が見つかる。
対抗策は試合中に見つかることもあるが、予め《知識》を入れておくと、より早く対応出来るようになる。
これで今回の《Web Lesson》は終了です。
参考になりましたでしょうか?
他にも知りたい事があれば何なりと仰って下さい。
《リクエスト》お待ちしております。
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