



トレーニングをする理由
プロはもちろん一般のトップアスリートや僕を含めた今より高みを目指すテニスプレーヤーは、必ず種目に最適なトレーニングをしています。
その理由は人それぞれ。
『タフマッチを制する肉体を作るため』
『怪我予防のため』
『今よりもっと上の世界を見たいから』
ざっくりとした理由ですが、この言葉の中には勝利への思いが込められています。
テニス(競技)人生で悔しい思いをした人は身に染みて感じたことがあると思います。
僕も肝心な場面で《ガス欠(体力切れ)》や《怪我》でリタイアした事があり、悔しい思いを何度も経験しました。
その悔しさをバネにトレーニングに励むようになりました。
ほかのアスリートの方も同じ思いを持っていると信じたい。
プレーの質を維持する


《攻めがしっかり出来ているかどうか》
《守備がしっかり出来ているかどうか》
クオリティが低いと、何もかもが《中途半端》で『攻めきれない・守りきれない』という状況になる。
プレーが《中途半端》になる原因は単に『こんなもんでいっか』という無意識で怠ける事。
怠ける理由は『自分は体力がないから省エネでやろう』と心の中で思ってるからです。
疲れてきた時も同様『あと一歩なのに足が動かない』という状態になるから。
理由や状況は違えど《プレーの質》に影響することは間違いない。
《プレーのクオリティ》に波を出さないためにもトレーニングは必要不可欠と言えます。
では、《プレーのクオリティ》を維持するためにはどのようなトレーニングが必要なのでしょうか?
アスリート向けトレーニング
テニスのような激しい不規則な動きをするスポーツに必要なのは《パワー》と《スピード》。
そして、その動きに耐えられる《タフな肉体》です。
https://twitter.com/katsu_kawate/status/1610571850563866625?s=46&t=PVqhim3QGmEB1woRlfsiDA
- 《ウェイトトレーニング》で体を鍛えてタフな肉体を作る。
- 《瞬発力トレーニング》で速筋を鍛えて素早い動きができるようにする。
《ウェイトトレーニング》は皆さんご存知の器具や重り等を使った筋力トレーニングです。
これは、ただ重いのをやればいいというものではありません。
テニスをやる上で、1番欲しいのは《長時間動かせる筋肉》。
これを手に入れるためには《軽量》でいいから正しいフォームでゆっくりと回数やる必要があります。
競技で使う筋肉を意識してやる事で、効果倍増です💪🏻
https://twitter.com/katsu_kawate/status/1613057105468223489?s=46&t=3tllpQ92JvVFIedjthHTFQ
例:《背筋マシン》を18kg×30回 3セット
このトレーニングをやることで、長時間の試合を戦い抜けるタフな肉体になっていきます。
《瞬発力トレーニング》は筋肉を早く動かす神経系トレーニングです。
とても説明が難しいのですが、、、
高くジャンプする時の下半身の動きを想像してみてください。
ふくらはぎが早く動いていると思います。
これが速筋です。
これと同様の動作を行う事で《速筋》は鍛えられます。
この2つのトレーニングをしておけば終始《プレーのクオリティ》を維持することが可能です。
鍛えた筋力を維持する
『百日の説法屁一つ(ひゃくにちのせっぽうへひとつ)』
筋力を付けるのは大変でも、落ちるのは一瞬。
https://twitter.com/katsu_kawate/status/1608637476247330818?s=46&t=PVqhim3QGmEB1woRlfsiDA
せっかく競技にベストな肉体を作り上げたのに《振り出し》に戻ってしまったら悔しいですよね💦
そうならないためにもアスリートは日々努力を惜しみません。
ハードなトレーニングじゃなくても、軽い運動をするだけで筋力の低下は抑えられます。
時間が経って歳をとっても《最高のパフォーマンス》を維持するためにも《寝起き・寝る前》の短時間(5分間)だけでもいいので、こまめなトレーニングを続けましょう。
怪我の少ない体づくり
先にも書いた通り、テニスは不規則で激しい動きが多いため、体への負荷大きいスポーツ。
そのため、怪我をする事が多い。
夏なら《痙攣》・冬なら《肉離れ》・一部を長時間駆使する事で《肩・肘・足首・膝 等》を痛める事もあります。
このような《怪我》を《予防》するためにもトレーニングは必要です。
https://twitter.com/katsu_kawate/status/1612614562926460928?s=46&t=dtT40nFGffFriFZeRH0H-g
怪我予防で代表的なのは《インナーマッスルトレーニング》です。
弱いゴムチューブを使った《軽負荷トレーニング》で日常生活では鍛えにくい《インナーマッスル》に刺激を与えて鍛えるというものです。
肩を使うスポーツ選手なら誰もがやっている《肩インナーマッスルトレーニング》が1番イメージしやすいと思います。
怪我予防の手始めに取り組んでみるのもいいでしょう。
運動連載をものに出来る
《運動連載》は筋肉に順番に力を入れていって最後に力を爆発させるというもの。
これは、体の使い方を理解していなければ意識的には出来ません。
《トレーニング》はその技術の足がかりになります。
《トレーニング》をする事によって《一つ一つの筋肉の動き》を意識できるようになっていきます。
https://twitter.com/katsu_kawate/status/1606798527660949504?s=46&t=PVqhim3QGmEB1woRlfsiDA
《フィジカル》が強ければ強い程《運動連載》も力を増していきます。
《強烈なショットを打つ》《強力なショットに耐える》ためにもトレーニングは必要です。
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